【ハリー・ポッター】ホグワーツ魔法魔術学校の寮を紹介｜特徴・名前・部屋まとめ

初めに

映画『ハリー・ポッター』シリーズは世界的人気のあるファンタジー映画です。

ハリーたちが通うホグワーツ魔法魔術学校には４つの寮が存在し、未熟な魔法使い・魔女たちが魔法技術や理論を学ぶために７年間在籍します。

寮にはそれぞれ特徴があり、所属する生徒の資質や指針などもバラバラ。今回はそんなホグワーツ寮を紹介します。

忍びの地図でダンブルドアの位置を知ろう(毎回変わります)

主人公ハリー・ポッターが魔法を学ぶために通うことになる「ホグワーツ魔法学校」。 未熟な魔女や魔法使いが魔法についての理論や実技を学ぶための7年制かつ全寮制の魔法教育機関です。 魔法界には７つの魔法魔術学校が存在しますが、その中でも特に歴史のある学校となっています。

そんなホグワーツへ行く為には、ロンドンのキングス・クロス駅にある「9と3/4番宣」から発車する汽車に乗らなければなりません。

グリフィンドール寮生は勇気と同時に大胆さ・気力・騎士道に重点を置いた寮です。 基本的には勇敢とされていますが、勇敢すぎるせいか時折無謀とも捉えられます。 また、彼らは短気でもあると言われており、映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』では ダンブルドア軍団や不死鳥の騎士団といったところに所属する寮生もグリフィンドール出身者が多い傾向にあります。

ゴドリック・グリフィンドールはホグワーツ創始者の1人。 彼は10世紀ごろに存在した魔法使い。当時最強の決闘者であり、決闘の際には杖と剣の両方を使っていたと言われています。 彼はサラザール・スリザリンと親友だったのですが、スリザリンのマグル生まれに魔法を教えるべきでないという首長から反発し、決別という結果となってしまいました。

グリフィンドールの談話室はグリフィンドール寮生の寛げる共有スペース。 ホグワーツ城のグリフィンドール塔の８階にあり、入り口には「太った婦人」の肖像画によって守られています。 肖像画の先は広い談話室となっており、ソファや暖炉の他に男子寮と女子寮に続く階段があります。 女子寮については男子が入れない保護の呪文がかけられていますが、男子寮には女子が自由に出入りすることができます。 これは創始者であるゴドリック・グリフィンドールが「女子は男子より信頼できる」という信念によるものでした。

グリフィンドールの談話室の入り口を守る「太った婦人の肖像画」。 婦人は正しい合言葉を聞いたときのみ扉を開けるのですが、コロコロ合言葉が変わっています

レイブンクロー寮生は知識、知恵、機知と知性が求められ、学習意欲にあふれ才能に恵まれた生徒が集まります。 独創性を大切にしている寮であり、他寮の生徒が避けるような特別変わった魔術を練習する生徒が多いのが特徴。 そして知性が高いが故にプライドが高く、他人を見下すものもいるようで、寮内でいじめもあると言われています。

ロウェナ・レイブンクローはホグワーツ創始者の1人。彼女は10世紀ごろに存在した魔法使いであり、聡明な頭脳と沈着な態度により最も偉大な魔女の1人として知られています。 伝説によれば、娘のヘレナ・レイブンクローが付ければ賢くなると言われている彼女の髪飾りを盗んだことにより重い病に倒れ、死んでしまったとされています。 そして、娘のヘレナ・レイブンクローはレイブンクローのゴーストである灰色のレディとして憑き続けています。

レイブンクローの寮は西塔の５階に位置し、螺旋階段を登ったところに先に談話室があります。 アーチ型の窓とドーム型の天井に星が散りばめらた内装となっており、ハリー・ポッターが見たどの寮よりも爽やかだったと語っています。 そしてレイブンクローの談話室はホグワーツの敷地を360°見渡せる設計となっており、 創立者のロウェナ・レイブンクローの「高みより全てを学ぶ」といったメッセージが込められています。

ハッフルパフ寮生は勤勉、謙信、忠誠、フェアプレイの精神を持つ生徒が集う寮です。 ハッフルパフ寮は他の寮ほど競争的ではなく、結果に対して穏当と言われています。 ですが、ハッフルパフはどんな生徒でも受け入れるということ特徴に加え、寮杯争奪戦でいつも負けることから、 ハッフルパフは「劣等生でも入れる寮」といったイメージを持たれています。実際、ルビウス・ハグリットも「ハッフルパフには劣等生が多いと言われている」と発言しています、
ですがこれは誤解であり、ハッフルパフに入れるのは勤勉で友好的、そして義理堅く正直でさらに公明であるという心優しい生徒が入る寮なのです。 実際、ハッフルパフからは今まで闇の魔法使いがほとんど出ていないと言われています。

ヘルガ・ハッフルパフはホグワーツ創始者の１人。 他の３人の創始者たちがそれぞれの信念に基づいた生徒を選んでいたのに対し、ハッフルパフは能力にこだわらずにすべての生徒を受け入れたことで知られています。 そんな彼女は温厚で包容力のある性格であったため、人望も厚く周囲から好かれていました。
そんな彼女の趣味は料理であり、多くの料理関連呪文を創作。 実際、ホグワーツ伝統レシピは彼女が考案したものだったそうです。 そして、心優しい彼女は屋敷しもべ妖精たちが虐待されないように、ホグワーツの厨房を提供しました。

ハッフルパフの寮は城のキッチンに近い場所にあり、中に入るには並んだ樽の２列目真ん中の底を２回「ヘルガ・ハッフルパフ」のリズムで叩く必要があります。 もし、間違えてしまうと防犯のために熱いビネガーをかけられてしまいます。
ハッフルパフの談話室は黄色を基調にした暖かい雰囲気の部屋となっており、黄色い壁紙や肘掛け椅子、樽に似た丸いドアから寄宿舎へと続く穴があります。 薬草学の教授でハッフルパフの寮監を務めるポモーナ・スプラウトは談話室を飾るために多くの不思議な植物を持ち込んでいます。

スリザリン寮生は野心的で鋭敏、狡猾、リーダー的で成果主義となる傾向がある生徒が集まります。 スリザリンは高い自己防衛能力を備えており、すべきことを決める前には様々な可能性を秤にかけることがあるのですが、そのせいで行動をためらうことが多い傾向にあります。
そして、スリザリンは４つの量の中でも嫌われ者の傾向にあり、１つは純血以外の魔法使いを認めないことが特徴にあります。 これは創設者サラザール・スリザリンが「選ばれし血筋のモノ、魔法族の者のみに魔法は教えるべきだ」といった主張が背景にありました。 そして２つ目は有能な魔法使いの多くが闇の魔法使いとなっており、自分たちが認めないものを暴力を用いて排除しようとする危険思考を持っているためです。

サルザール・スリザリンはホグワーツ創始者の１人。純血の魔法使いであり、秘密の部屋を作った有名なパーセルマウス。 彼は機知で臨機の才、決断力といった資質を備えており、「自分で選んだ生徒たち」を誇りに思っているところがあります。 ですが、マグル生まれの生徒を教えることに反対し、純血の生徒のみ受け入れるべきという考えのもと魔法を教えました。
カスバート・ビンズ魔法史教授によると、他の創立者たちとの決別後、サルザール・スリザリンが学校を去る直前に秘密の部屋を作成にバジリスクを放ちます。 これは学校内のマグル生まれを一掃するためであり、秘密の部屋に入るには「真の継承者」のみがその目的を遂げるために開けることができます。

スリザリンはホグワーツ城の地下にあり、剥き出しの湿った石が並ぶ壁に囲まれています。 スリザリンの談話室は湖の下にあり、壁と天井は荒削りの石。そして天井からは丸い緑がかったランプが吊るされており、暖炉や椅子に彫刻が施されています。
合言葉は時折変わっており、ハリーとロンがポリジュース薬でクラッブとゴイルに扮し、 ドラコ・マルフォイがスリザリンの後継者かを確かめるために訪れた際に使った合言葉は「純血」でした。