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『栄光のヤキニクロード』は、しんちゃん映画の中でも特に“勢い”と“ハチャメチャさ”が際立つ作品で、 最初から最後まで一切ブレーキのかからないテンションで突っ走る、まさにシリーズの中でも異色の一本です。 物語は、野原一家がとある事件に巻き込まれ、突如として指名手配犯にされてしまうという衝撃的な展開から始まります。 何も理解できないまま逃げる一家の混乱と、追われながらもどこか呑気な雰囲気が、独特の面白さを生み出しています。
この作品の最大の魅力は、どれだけ状況が最悪でも「家族で焼肉を食べたい」という一致した願望が、 物語の中心にしっかりと据えられているところです。 逃亡中にもかかわらず、ひろしが焼肉の匂いに反応したり、みさえが冷蔵庫の肉を気にし続けたりと、 緊迫した場面の中に絶妙なタイミングでギャグが差し込まれるため、 逃亡劇でありながら常にどこかコミカルで明るい雰囲気が漂っています。
作品全体のテンポはシリーズ屈指で、次から次へと新たな追手が現れ、 一家が逃げる先々で騒動を巻き起こすため、観ていて全く飽きる瞬間がありません。 ときにはトラックで逃げ、時には山道を走り抜け、時には奇妙なキャラクターと遭遇しながら、 どんなピンチでも笑いに変えてしまう野原一家のパワーが作品全体を支えています。 一見バカバカしいやり取りも、家族ならではの自然な掛け合いを感じさせ、 まるで普段の野原家の会話が、そのまま逃走劇に持ち込まれたかのような親しみを覚えます。
そんなドタバタ中心の映画でありながら、家族の“絆”や“信頼”が確かに伝わってくるのも本作の特徴です。 終盤に近づくにつれて、一家が協力して真実に立ち向かっていく姿が描かれ、 笑いだけでなく、家族が互いを支え合う温かい瞬間がしっかり心に残ります。 「どんなに追われていても、どんなピンチでも、家族は一緒なら乗り越えられる」というテーマが、 コメディの裏側にしっかりと息づいています。
ラストシーンに向けての盛り上がりも素晴らしく、それまでひたすら続いていたドタバタが、 最後には“家族の強さ”を実感させる感動へと繋がっていきます。 焼肉を食べたいという何気ない欲望すら、家族全員が同じ方向を向く象徴として描かれ、 思わず「この家族やっぱり最高だな」と感じずにはいられません。 大笑いしながら観ていたはずなのに、気付けば家族の温かさに心がじんわりしている──そんな一本です。
全体を通して、しんちゃん映画の魅力である“勢い”“ギャグ”“家族愛”がすべて詰まっており、 深いテーマを描いた作品とはまた違うアプローチで、観る人の心をつかんで離さない作品となっています。 「とにかく笑いたい!」「明るいしんちゃん映画が見たい!」という人にとって、 この『栄光のヤキニクロード』は間違いなく最高の一本です。
『栄光のヤキニクロード』は、とにかく笑えて最高に気楽に楽しめる一本だと思います。 とにかくテンポが良くて、何度見ても爆笑してしまうシーンが多く、しんちゃん映画の中でも “笑いたいときに観たい映画”として個人的にかなり上位に入ります。 今回の作品は、とにかくキャラクターが濃くてインパクトが強いのが魅力です。 野原一家が追われながらもマイペースに振る舞ったり、 出会う人々もクセ強すぎたりと、ひたすら笑わせにくる勢いがたまりません。 全体がドタバタで進んでいく中でも、しっかり家族の絆や団結も描かれていて、 笑いの中にあたたかさがあるのも好きなポイントです。 特に印象に残っているのが、ヒッチハイクのシーンでの「げっちゅー!」。 あの独特のポーズとノリは何度見ても笑ってしまうほど強烈で、 思い出しただけでも笑顔になれるぐらいお気に入りの場面です。 個人的には、テンションを上げたい日や、疲れていて気分転換したいときに よくこの作品を観ています。どんな気分でも笑わせてくれて、 そして最後は「やっぱり野原家最高だな」と思わせてくれる、 何度でもリピートしたくなる一作です。
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